異業種への転職を考えるとき、「これまでの経験が無駄にならないだろうか」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
買取・リユース業界では、商品知識や査定など、入社してから学ぶことがたくさんあります。その一方で、前職で身につけた人との向き合い方や物事の捉え方が、新しい仕事につながることもあります。
株式会社TH(おたからやFC)で働く社員の前職も、宝飾ブランドの販売、医薬品営業、買取営業、システムエンジニアとさまざまです。
今回は、異なる前職を持つ4名の社員を取り上げ、これまでの経験が今の仕事にどうつながっているのかをご紹介します。
この記事を書いた人

阿部 千香
(統括本部長)
前職:飲食店スタッフ
株式会社THの創業時から、代表の澁谷と二人三脚で事業を拡大してきました。現在は、急成長を続ける会社を支えるため、各本部を統括する統括本部長として、多岐にわたる仕事を担っています。
前職の経験は、株式会社THの仕事でどう生きている?

前職の経験が生きるのは、同じ商品や同じ業務を扱うときだけではありません。
お客様との会話を始める力になったり、一緒に働く人の状況を想像する視点になったりすることもあります。同業での経験が改善提案につながることもあれば、前職との違いを感じたことが、新しい仕事の進め方を考えるきっかけになることもありました。
ここからは、4名それぞれの経験を紹介します。
接客経験が、お客様との対話を始める力になった
まず紹介するのは、外資系宝飾ブランドの販売職から営業部へ転職した社員です。販売と買取では品物の流れが逆になりますが、お客様と接する点には共通する部分があります。
接客業を続けてきた経験から、お客様との対話には抵抗なく入れたと振り返っています。現在は、お客様が大切にしてきた品物の想いや背景を丁寧に聞くことを大切にしているそうです。
ただ、接客経験だけで査定ができるわけではありません。来店のない時間には、ロールプレイングを行い、先輩から助言を受けながら買取に必要な知識や技術を身につけているといいます。ティッシュやチラシの配布、手紙の作成といった来店につなげる仕事にも取り組んでいます。
前職で培った対話への慣れを生かしながら、買取に必要な知識や技術は一つずつ身につけていく。これまでの経験と入社後の学び、その両方を大切にしている様子が伝わってきます。

営業経験が、広告部から現場を見る視点になった
マーケティング本部広告部で働く社員の中には、医薬品卸の営業職から転職した人もいます。マーケティングは未経験からのスタートです。
入社後は、専門用語の多さや、施策を実行して結果を確かめながら改善を重ねるPDCAに戸惑ったといいます。来客数に関わる部署だからこそ、責任の重さも感じているそうです。
その一方で、営業職として現場に立っていた経験から、営業担当者の気持ちや苦労を理解できる部分もあるそうです。今後は、その経験も生かしながら、マーケティングの力で営業現場を支え、その先で会社全体を支えられる存在になりたいと話しています。

同業での経験が、改善のアイデアにつながった
同業経験が改善提案に結びついた例もあります。株式会社THの営業部へ転職した社員は、以前も買取営業の仕事をしていました。
前職での経験があったからこそ、「ここを変えたらもっと良くなる」「もっと数字を出せる」と感じる部分があったそうです。そこで、考えたことを先輩や上司へ提案しました。
先輩や上司はその意見を聞き、提案した内容を実行して、会社全体へ共有したといいます。意見や提案を伝えやすく、それが実行へ移される環境も、株式会社THへ転職してよかったと感じる理由の一つだと話しています。
同業で得た経験は、以前の職場との違いに気づき、それを今の職場に合う提案へ変えるときにも生きています。さらに、提案を受け止めて実行につなげる周囲の存在が、その経験を生かす支えになっています。

前職との違いが、新しい仕事の進め方を考えるきっかけになった
財務・経理部で働く社員の前職は、医療システムのシステムエンジニアでした。現在は任される業務の幅が広がり、複数の仕事を同時に進めることに難しさを感じる場面もあるそうです。
前職では単純作業が多かったため、現在の仕事でタスクが重なると、どの仕事から着手するかを整理するのに時間がかかってしまうと話しています。そのため、ToDoを大きな項目のまま管理せず、「電話で確認する」「確認内容をExcelへ転記する」「必要書類を準備する」といった作業単位に分けてメモするなどの対策を取っているそうです。
一通りの業務を終えた後には、一人で同じ業務をもう一度進められるよう、自分用に手順を書き出しているといいます。そのメモが、次に同じ業務へ取り組むときにも、迷わず正確に進める助けになっています。
前職の技術をそのまま使うだけが、経験の生かし方ではありません。この社員の場合は、仕事の進め方の違いに戸惑ったことが、自分に合う管理方法を見つけるきっかけになりました。

4名の経験から見えた、前職を生かすときの考え方

4名の話から見えてくるのは、前職の肩書きだけではありません。そこで身につけた行動や視点が、今の仕事との接点になっています。
転職前の経験を考えるときは、職種名だけを見るより、その仕事で何を繰り返してきたかを振り返ると、次の仕事との接点を見つけやすくなります。人の話を聞く、相手の状況を考える、問題点を言葉にする、作業を整理する。こうした行動は、業界や部署が変わっても別の形で生きる可能性があります。
もちろん、前職の経験だけで新しい仕事のすべてに対応できるわけではありません。今回の4名も、査定技術、マーケティング、今の組織に合う提案方法、複数業務の管理など、それぞれの課題に向き合っています。
ここでご紹介したのは、あくまで4名それぞれの経験です。同じ前職であっても、経験の生かし方や仕事との向き合い方は一人ひとり異なります。
転職前の肩書きより、経験をどんな行動へ変えられるか

未経験の業界へ移るとき、これまでの経歴がそのまま通用するとは限りません。それでも、前職で身につけた人との関わり方や物事を見る視点まで、すべてリセットされるわけではないようです。
株式会社THが大切にしているのは、これまでの業界や職種だけではなく、一人ひとりの可能性と、これから成長したいという思いです。異業種からの転職であっても、新しい仕事へ踏み出した社員がいます。
「自分ならどんな仕事が合いそうだろう」と気になった方は、株式会社THの職種ごとの仕事内容ものぞいてみてください。
営業部と管理部では、仕事内容はもちろん、日々の仕事で大切にすることにも違いがあります。興味のある仕事が見つかったら、中途採用の募集要項で現在の募集職種や条件をご覧いただけます。
